歴史上数ある素晴らしい発明の中で "X線" は最も偉大な発明のひとつに数えられるでしょう。最古のX線は1895年にW.C.レントゲンによって撮影され、現在では世界中で広く使われている技術です。放射線技師は、肺の黒い斑点や骨折など、一般的なものを見ることには慣れていますが、時にはとっても奇妙なものが写し出されることもあるのです。変だけどどこか笑ってしまうレントゲン写真をご覧になりたいなら、ぜひ画面をスクロール！
初めてレントゲンで撮られたペッパピッグ
小さい頃ってレントゲン撮影をするのは結構怖いものでしたよね。親が一緒にいてくれることもありますが、自分が大好きなオモチャを持つという安心感は欠かせません。この女の子は、レントゲンが怖かったのでいつも一緒のペッパピッグのオモチャをレントゲン台に乗せて撮影してもらいました。今、私たちは、いつか考古学者が "レントゲンで撮影されたペッパピッグの最古の例" と呼ぶかもしれない写真を見ているのです。
ペッパピッグには骨格があるのだろうかと思ったことがある人のために、ペッパピッグは骨格がないことをお知らせします。でも、頭は金属で出来ているみたいですね。
つま先のレントゲン写真に見る、２本の骨に分かれている指先
我々人間の身体というものは、十人十色でユニークで美しいものです。この男性が生まれたとき、医師はすぐに彼の片方の足の指が少し変わっていることに気がづきました。足の指には一枚の爪ではなく、二枚の爪が生えていたのです。男性が生まれてから22年後、放射線科の医師がようやく足の指のレントゲン撮影に踏み切り、なぜこのようになっているのかを突き止めたのです。
他の足の指は先端が1本の骨になっていますが、この足の指は2本の骨に分かれていたのです。これは非常に珍しい症例で、骨を研究している医師も頭を抱えたに違いありません。
現代のバンパイア現る！？過剰歯のレントゲン写真
吸血鬼は実在するのでしょうか？ブラム・ストーカーの "吸血鬼ドラキュラ" や、ステファニー・メイヤーズの "トワイライト" シリーズなどの小説はそう信じさせてくれますが、今のところ本物の吸血鬼は発見されていません。人間を吸血鬼に似せる遺伝子の突然変異はたくさんありますが、"過剰歯" もその一つかもしれません。"過剰歯"とは、歯の数が通常よりも多い状態を指します。成人の場合、通常の歯の本数は約32本です。
この人は歯が数本多いというレベルではなく、３倍近くの歯があるように見えますね。
誰も行ったことのないところへ冒険したスポンジ・ボブ
海底のパイナップルに住むスポンジ・ボブは、なぜか誰かのお腹の中に入り込んでしまったようです。どんな冒険をしていたのかは分かりませんが、パトリック・スターの姿はないので、めったに離れない二人にしてはかなり珍しいことですね。スポンジ・ボブはどうしてこんなところにいるのかというと、誰かが彼を食べてしまったからでしょう。なんでこんなことするんでしょうね？笑
スポンジボブの笑顔は、誰かの消化管の中での冒険にかなり喜んでいるように見えます。グッドラック！
ネットに公開されない方が良いMRI写真もある
MRIとレントゲンは同じではありませんが、出来上がった写真は同じように面白いことになる場合があります。この人は、自分の頭部のMRIを撮りに行き、その結果を見たいと思ったそうです。顔のMRIってどんな感じなんだろうと思ったことがある人は、これをご覧ください。MRI写真は、まるでホラー映画に出てくるキャラクターか、人間を食べようとしているエイリアンのようですね。
特に不気味なのは、ちょっとだけ脳みそが写っていて緑色に光っていることです。まるで映画 "マーズ・アタック！" に出てくるエイリアンかと思ってしまうほどです。
市民による逮捕劇は計画通りにいかないこともある
海外では強盗事件がよく起こりますが、銀行やコンビニエンスストアなど、強盗が発生しやすい場所というのは予想できるかと思います。ある晴れた日、3人の男性がバスを待っていると、強盗が起こっていることに気づきました。そして見ているだけではダメだ、と自ら飛び込んでいきました。なんとか強盗を止めることができましたが、男性の1人が刺されてしまったのです。
しかも体ではなく、頭を刺されてしまいました。しかし病院に運ばれている間、彼は何事もなかったかのように話すことができたそうです。
結合双生児がどのように、どこがくっついているのかが分かるレントゲン写真
現代の医療は非常に素晴らしいものですが、その多くはレントゲンなどの発明によってもたらされています。結合双生児が生まれてくる確率は稀ですが、生まれたときに手術で切り離すのは非常に困難で危険です。どこで結合しているかが最も重要で、レントゲンはその結合部を知るのに役立つのです。
これが結合双生児だと知らなかったら、このレントゲン写真は地球にやってきたある種の異星人のものだと思ってしまうかもしれません。
レントゲン写真のフォトボマーが野放しにされている病院
レントゲン撮影をしたことがある人なら誰でも知っていることですが、レントゲン撮影をする時には医師や放射線技師は部屋の外に出なければなりません。また、レントゲンを撮影してもらう患者は、必要以上の放射線を浴びないよう防護服を着用しなければなりません。レントゲン撮影でフザけるためだけに放射線は浴びたくないので、撮影を妨害する人はほとんどいないでしょう。
このフォトボマーは、完璧なレントゲンを撮ることだけを考えていたようです。このレントゲン写真を見た放射線技師は、鼻で笑っていたに違いありません。
労災はよくあるかもしれないが、これは結構ヤバい...
建設業では高価な電動工具を使うことが多く、時折深刻な事故が起こることがあります。ロン・ハントさんは、ある現場でハシゴに乗って作業をしている際、足を滑らせてしまいました。そのとき彼はドリルを使って作業していたのです。そして運悪く、ロンは平らな地面に着地するのではなくドリル刃の上に顔から着地してしまったのです。
ドリルの刃は頭蓋骨を貫通し、このレントゲン写真でもなんとも惨たらしい状態になっているのが分かります。ですがドリルの刃はなんとか取り除かれ、彼は一命をとりとめました。
飲み込んだヘアクリップ以外は特に問題なし
子供が誤って飲み込んでしまう物のリストの中で、ヘアクリップはあまり知られていないかもしれません。お菓子には見えないし、子供だってこれが金属でできていることが分かっているはずですから。しかしこの少女は、自分のヘアクリップについてそんな細かいことは気になかったようです。ゴクンッと飲み込んだヘアクリップは、そのまま彼女の胃の中に入ってしまい、それに気づいたお母さんはおそらくパニックになったことでしょう。
医者にとって、子供が飲み込んでしまったものを見るのはさぞかし楽しいことでしょう。彼らも心配していることでしょうが、 "どうしてこうなった？" という瞬間がたくさんあるに違いありません。
手術後のレントゲン撮影は忘れ物防止にもなる？
医療というのはどこでも同じレベルを受けられるわけではありませんし、医師だって他の人と同じようにミスをすることがあります。ただ一つ違うのは、医師がミスをした場合、それが生死に関わることもあるということです。オーストラリアで、パット・スキナーという患者さんが1年半前に手術を受けました。しかしその後、なぜかお腹が痛くなることが頻発したので、病院で診てもらうことにしたのです。
レントゲンを撮ってみると、その原因は一目瞭然でした。なんと手術を担当した医師が、手術用のハサミを体内に残したままにしていたのです。
カメラやレントゲンで撮影された子猫たちの全貌
人間の場合、妊娠すると一度に1人、2人、3人、まれに4人の赤ちゃんを産むことになります。しかし、動物界では違います。特に猫や犬は多頭出産が普通です。野良猫が妊娠してしまうことも多いですが、ラグドールやシャムなどの猫を繁殖させるのが好きな人もたくさんいます。もし飼っている猫ちゃんのお腹がなんか大きくなってきたなぁと思ったら、すぐにキャリーバッグに入れて獣医さんに診てもらいましょう。
この妊娠中の猫のお腹を撮影したレントゲン写真は、人間のレントゲン写真とはかなり異なることが分かります。ここに写っている小さな骨格はすべて、この世に生まれ、運命の人に出会うのを待っている子猫たちなのです。
とんでもないカーブを描く、ハイヒールを履いた女性の足
ハイヒールは、履く人を上品かつ美しく見せてくれるものです。しかし、10センチ以上もあるヒールを履いたことのある人なら誰でも、そのヒールが足に負担をかけることをご存知でしょう。ヒールの形状は足をかなり不自然な形に変形させ、体重の多くがつま先にかかります。このレントゲン写真はまさにそれを示しているのです。
このハイヒールで1キロ歩くのは心臓の弱い人には絶対に無理です。これを履いて夜遊びした後は、間違いなく足のマッサージが必要でしょう。
なんで電球がそんなところに？
医師という職業をしていると、医師に診てもらうまでに症状が悪化した経緯を正確に話したがらない人々と接することがあります。パキスタンのある刑務所では、ある囚人が体調不良を訴え、医師の診察が必要な状態にまでなりました。レントゲンを撮ったところ、下腹部の違和感の原因が判明しました。原因は食べ物ではなかったのです。
このレントゲンに写っていたのは、どういうわけか大腸にたどり着いた謎の電球でした。そしてそれがどうやってそこにたどり着いたのか、誰も説明することができませんでした。
卵が先か、ニワトリが先か
卵を産む動物は、地球上でもかなりイカした動物の一種です。彼らは爬虫類のような特徴を持つ傾向があり、卵を産むことは昔、恐竜が繁殖するために使った方法です。この大きな卵は、ハゲタカ科で大型鳥類のコンドルのものです。この卵を発見した誰かが、卵の中はどうなっているのだろうと思ったのでしょう。
"ジュラシック・パーク" の科学者たちが、どんな小さな恐竜が生まれてくるのかを見るためにやったようにも思えますね。ですがこのレントゲン写真では普通の小鳥が写っています。
馬の蹄をレントゲン撮影するとどう見えるのか？
"馬" という生き物は、地球上で一番美しいまでとは言いませんが、生き物の中でも特に美しいものの１つでしょう。何世紀もの間、馬は人間を乗せて地球の果てまで走りましたし、今日もそれは続いています。その細くも力強い脚の先には蹄がありますが、馬の骨格がどうなっているかを外から推測することはかなり困難を極めます。そして家畜の馬には蹄鉄を付けることが多いことをご存知でしょうか。
このレントゲン写真を見ると、馬の蹄に蹄鉄が付いていることが分かります。家畜の馬は蹄が弱くて摩耗してしまうので、それを避けるために付けられています。
ミルクセーキと一緒に飲み込まれてしまった婚約指輪
完璧なプロポーズ作戦を実行するにはある程度の時間と労力が必要ですが、ニューメキシコ州のこの男性も、まさにそれを実現しようとしていました。彼は、婚約者がミルクセーキが好きなことを知っていたので、彼女の好きな飲み物の中に婚約指輪を入れてプロポーズすることにしました。しかし、彼がプロポーズをする前に彼女がミルクセーキを飲み干してしまい、婚約指輪も一緒に飲み込んでしまったのです。
救急外来を受診してレントゲン写真を撮ってもらったところ、このリングが写し出されました。この指輪が彼女の体内から自然に排出され、ちゃんと洗った後、改めてプロポーズをされたことを願っています。
もし携帯電話が鳴り始めたらどうやって取り出すんだろう...
刑務所では、外の世界を連想させる娯楽の多くを利用することができません。例えば、電話をかけたい時はいつでもかけられるわけではありません。ほとんどの受刑者はテレホンカードをもらい、電話をかけたいときは公衆電話のそばで順番を待たなければならないのです。中には、携帯電話を他の人に見つからないような場所に "隠す" のが上手な受刑者もいます。
サンサルバドルのある受刑者は、手の届きにくい場所に携帯電話を隠していましたが、気がついたら隠し場所から少し上に移動してしまったようです。きっと助けを求めるべきか、このまま隠し続けるか悩んだに違いありませんね。
カメの体内にある卵を見てみよう
カメのように卵を産む生物の体内を見るということは滅多にありません。カメは砂地に卵を産むことが多いので、ほとんどの人間はカメの体内で卵がどのようになっているかを見ることができないのです。しかし、ある科学者が妊娠中のカメを見つけ、その体内を見てみることにしました。そのレントゲン写真がこちらです。
カメの卵は、産まれる時期が来るまでカメの体の中にぶら下がっています。卵は整然と並んでいるのではなく、ごちゃごちゃと並んでいるんですねぇ。
まるで宙に浮いているドラゴンのような金魚のレントゲン写真
金魚は誰もが知っているような一般的な観賞魚です。どのペットショップに行っても、この小さなオレンジ色の魚がゆらゆらと泳いでいます。この子たちは世話がとても簡単なんです。泳いでいる動物をレントゲン撮影するのは、この金魚が虹の橋を渡っていない限り、かなり難しそうです。この金魚がどのような状態なのかは不明ですが、このレントゲン写真は壮麗にも感じるほどです。
金魚の体内にある小さな骨まで細かに見ることができ、この小さな魚がいかに繊細な造りをしているかがわかります。
歯に詰まったものを取る際は楊枝を使いましょうね
たいていの子供は、"ハサミを持って走っちゃダメ！" と言われながら育ちます。このレントゲンを見て、その理由がやっとわかりました。ハサミは（特に先の尖った部分は）身体にかなり深刻なダメージを与える可能性があります。しかし奇妙なことに、このハサミは刺さったのではなく、飲み込んでしまったのです。中国で、誰かが夕食の席で面白い冗談を言った際に、この人は小さなハサミを楊枝代わりにして自分の歯をきれいにしようとしました。
ところがそのハサミを飲み込んでしまい、ちょうど喉のあたりで詰まってしまったのです。
初めて撮影されたレントゲン写真は、W. C.レントゲンの手だった
X線技術は新しいものではありません。1895年12月22日から存在しているのです。最初にX線を撮ったのはヴィルヘルム・レントゲンという人です。当然ながら、彼は体の中でも非常に手の届きやすい部分、つまり手を撮影しました。1800年代のX線技術は現代のようなものではありませんでしたが、初めて解剖することなく人の骨格を見ることができるようになったのです。
最古のレントゲン写真はそれほど鮮明ではありませんが、放射線技師ではない我々でも指関節を含む手の主要な骨を簡単に判別できますね。
頭痛の原因は虫歯じゃなかった
歯が痛くなることは、ほとんどの人が一生に一度は経験する日常的な症状です。ある日、パトリック・ローラーという男性が、虫歯があるのではと思い近くの歯医者さんでレントゲンを撮ってもらいました。しかし驚いたことに、彼の脳に深刻な痛みをもたらしていたのは虫歯ではなかったのです。
なんと、口の中に釘が刺さっていて、その先端が脳の中に入っていたのです。どうして釘が頭に刺さっていたのかが一番知りたいところですが...
胃の中に浮かんでいる雪の結晶
幼い子供というのは、なぜかコインやオモチャのようなものを掴んで飲み込むのが大好きな生き物です。なぜそうなるのかはわかりませんが、もしかしたら、食べられるのを待っているおいしいお菓子のカケラに見えるだけなのかもしれませんね。この子の場合は、雪の結晶のオーナメントを見て "美味しそう！" と思ったのでしょう。その結果、親はパニックになりながら病院へ連れてゆき、レントゲン写真を撮って手術が必要かどうかを調べてもらったそうです。
ほとんどの場合、お医者さんは "飲み込んだものが自然に体内を通過するのを待つように" と言います。雪の結晶がどんな風に出てくるのかが楽しみですね（笑）
さて、この動物は何でしょうか？
骨格とレントゲン写真から、その動物が何であるかを当てるのはそこまで難しいことではありません。しかし、このレントゲン写真は少しレベルが高いです。小さな動物にも見えるし、大きな動物にも見えるし...。尻尾があって、4本の足があることから哺乳類かと推測できますが、これは一体何でしょうか？犬？それともネズミ？
犬だと思った方、おめでとうございます！ネズミだと思った方、残念でした。実はこれは横向きに寝ている犬の骨格で、X線検査中なのです。
ヘビの長い体内で食べ物はどのように移動しているのか？
ヘビは地球上で最もカッコいい爬虫類の一つでしょう。地面を滑るように移動し、ロープのように体を巻きつけることができます。一本の長い骨格でできていることは理にかなっているのですが、それを知ることと見ることはまた別なのです。このレントゲン写真は、ヘビがネズミを捕食した後に撮られたものです。ネズミがどこにいるか分かりましたか？
ヘビの消化器官はとても長く、ネズミはヘビの体内のちょうど真ん中くらいまで来ています。おやつを探しているヘビには要注意ですね。
プロポーズと料理は、いつも計画通りにいくとは限らない
多くの人が、片膝をついて "結婚してください "と言われる日を夢見ています。時には、婚約指輪をシャンパンのグラスに入れたり、デザートの中に入れたりと、手の込んだ演出を計画する人もいます。普通であれば、婚約指輪を飲み込んでしまう前に気づくものですが、この女性は違ったようです。彼女はプロポーズされたことに気づき、この指輪を喉に詰まらせたに違いありません。
良いニュースは、ただ指に指輪をはめるのではなく、婚約を内面化したことです。胃の中を通過してでも、彼女はその輝く指輪を見ることができたことを心から願っています。
犯行のすべてを物語るレントゲン写真
人が巻き込まれた犯罪が発生したとき、その凶器が何であったかを解明するためにレントゲンが使われることがあります。このレントゲン写真の人は残念ながら亡くなってしまいましたが、非常に珍しい方法で命を奪われました。捜査員は犯行現場を見て、被害者の頭部のレントゲン写真を撮ることにしました。何かあったのは明らかでしたが、それが何なのかは分からなかったのです。しかし、レントゲン写真を見た瞬間、彼らは確信しました。
犯人が釘打ち機を使ったことで、被害者の頭部には釘がびっしり詰まっていたのです。非常に無惨な死に方なことには違いありませんが、レントゲン写真を見てみると非常に興味深いですね。
大人も子供も弓矢の取り扱いには注意！
弓矢を持って狩りをしたり、弓矢の練習をしている人を見かけることはそうそうないでしょう。中国では、ある子供が用を足していたところ、どこからともなく矢が飛んできてその子の眼窩を突き破ってしまいました。この事件は事故でしたが、この子供がすぐに病院に運ばれて緊急治療を受ける必要があったことには変わりありません。
幸いなことに、矢は大事なところをすべて外していたようで、子供の命に別状はありませんでした。ですがこのレントゲン写真を見た医師たちはさぞかし驚いたことでしょう。
ヘビだって電気毛布は消化できない
人間と違ってヘビに命令をしても、おそらく何を言っているのか理解してもらえないでしょう。この蛇はどういうわけか、電気毛布を見つけただけでなく毛布を全部食べてしまい、その非常に長い体を通してゆっくりと消化するプロセスを開始することに成功したのです。ヘビは3.6メートルもの長さがあり、アイダホ州に住む人が飼っているペットでした。そしてこれは動物病院に運ばれたヘビをレントゲン撮影をしたときのものだそうです。
レントゲン写真を見た獣医は、この蛇が生き延びるためには迅速な手術が必要だと判断しました。例えヘビでも電気毛布のコードは消化することができませんから。
兵士は頭を刺されても耐えられるよう訓練されている
軍隊に知り合いがいる人、自分も軍隊にいたことがある人、軍隊に関する映画を見た人なら誰でも、新人の隊員は厳しい訓練期間を経ていることを知っているはずです。ある兵士は、ナイフで刺されてしまいかなり危険な状態に陥りました。そして大手術を受けることになったのですが、このレントゲン写真のを見る限りこの状態でどうやって生きているのか不思議です...
長時間にわたる大手術をおこない、奇跡的にナイフの除去に成功しました。術後も、特に大きな合併症を起こすこともなかったそうです。本当に良かった。
鋭利なものを子犬に近づけちゃダメ！
子犬はもともと好奇心が旺盛です。基本的に小さな子供と同じで、何もかもが初めてなのです。この小さな子犬も、クンクンと周りを嗅ぎ回った後、どういうわけか30センチ以上もある鋸歯状のナイフを見つけました。ナイフが子犬の目が届く範囲にあること自体もかなり恐ろしいことですが、この子犬はそれを丸呑みにしてしまったのです。この子犬はセント・バーナードという犬種で、普通の子犬よりも大きいのですが、だからといってナイフを飲み込んでも影響がないわけではありません。
ナイフは子犬の食道と胃の間に刺さってしまい、それを取り除くために緊急手術が必要となりました。
小石を食べるという歪んだ愛情表現
誰かを愛していることを示す方法はたくさんあります。たいていの人は、愛する人に "愛してる" と言いますが、大切な人に高価なプレゼントやディナーを贈る人もいます。中国に住んでいるある女性は、愛する人とケンカをしてしまい、その悲しい気持ちを小石を食べて紛らわすという奇妙な方法をとりました。20個もの小石を食べた後、当然ながら彼女の体は深刻な痛みに襲われました。
このレントゲン写真には、彼女が食べた小石が写っています。しかし小石は勝手に体外へ排出されないので、手術が必要となりました。
赤ちゃんに鍵を近づけてはいけません
赤ちゃんを楽しませるために、そして人前で泣いている時にあやす方法として、赤ちゃんの前で鍵をジャラジャラと鳴らす親もいるでしょう。キラキラと輝く鍵は、赤ちゃんの気を惹いてくれるのです。しかし、このレントゲン写真を見てみましょう。なんと、鍵束が生後17ヶ月の赤ちゃんの眼窩から頭蓋骨にかけて貫通してしまっているのです。
しかし、この赤ちゃんは大きな合併症もなく、なんとか生き延びることができました。これぞ名医の技！
コケた衝撃で蛇口が頭にめり込んでしまった男性
熱いシャワーで一日の疲れを洗い流すことは、就寝前やりラックスした時間を過ごすのにとても良い方法です。ある男性もそう思ってシャワーを浴びたのですが、浴槽で足を滑らせて激しく転倒してしまいました。普通なら骨折するところですが、このレントゲン写真を見て分かるように、転倒した衝撃で蛇口が頭蓋骨にめり込んでしまったのです。
これによって、この男性は大きな手術が必要となりました。手術が無事成功したことを心から願います...